パイプ・鋼管の入荷検品や出荷前確認、棚卸しでは、日常的に本数を確認する作業が発生します。目視による数量確認は、対象物の本数が多いほど時間や労力がかかり、数え間違いや確認作業の負担につながることがあります。
こうした業務の効率化を支援するのが、パイプ・鋼管の本数確認に特化したWebアプリケーション「AIパイプカウンター」です。
スマートフォンなどで撮影した画像をAIが解析し、本数を確認できるほか、解析結果の修正や履歴管理にも対応しています。本記事では、現場での数量確認から事務所での履歴確認まで、基本機能と操作の流れを紹介します。
現場で解析結果を確認
解析結果
を送信
事務所で解析履歴を確認
1. スマートフォンで撮影・AI画像解析・結果確認
AIパイプカウンターは、専用の撮影機器を用意せず、スマートフォンなどで撮影した画像を使って本数確認を行えるサービスです。基本的な操作は次の4ステップです。
端面を撮影
数量を確認したいパイプ・鋼管の端面を撮影し、画像をアップロードします。
AIが画像を解析
AIが画像から対象物を検出し、本数と検出位置を表示します。
結果を確認・修正
表示された本数を実際の本数と照合し、必要に応じて検出結果を修正します。
解析結果を送信
確認した解析結果を送信し、管理コンソールから確認できる状態にします。
解析結果は画像上に表示されるため、AIがどの位置を対象物として認識したかを視覚的に確認できます。AIの検出結果をそのまま確定するのではなく、担当者が確認・修正したうえで利用することが重要です。
2. 管理コンソールで解析履歴を確認する
AIパイプカウンターには、現場で確認した数量を事務所側でも確認できる管理コンソールがあります。結果送信された解析情報を、画像と数量を合わせて振り返ることができます。
管理コンソールでは、解析画像、カウント数、撮影日時などの記録情報や、過去の解析履歴を確認できます。
現場と事務所の情報共有に活用
例えば、出荷前に現場担当者が本数を確認して解析結果を送信した場合、事務所の担当者も管理コンソールから結果を確認できます。過去の解析履歴を参照することで、以前に確認した数量や画像を振り返る際にも役立ちます。
このように、AIパイプカウンターは「現場で数える」だけでなく、「確認した結果を管理する」ことにも活用できます。
利用時の注意点
管理コンソールで記録を確認するには、解析後の結果送信が必要です。利用可能な管理機能や保存条件は、契約・運用環境によって異なる場合があります。
3. 利用前に確認しておきたいポイント
AIの認識結果は、撮影条件や対象物の状態によって変わります。特に次の条件では、認識精度が低下する場合があります。
- パイプ同士の端面が大きく重なっている
- 撮影画像が暗い、または逆光になっている
- 対象物を斜め方向や遠距離から撮影している
- サビや汚れによって端面が判別しにくい
端面が明瞭に写るように撮影し、自社で取り扱うパイプ・鋼管の画像で認識結果を確かめることが重要です。
フリープランで実際の画像を試せる
AIパイプカウンターでは、基本機能を試せるフリープランを提供しています。
| 項目 | フリープラン |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| 解析枚数 | 10枚/月 |
| AIモデル | 標準AI(パイプ) |
| 利用期間 | 期限なし |
まずは少数の画像で解析結果を確認し、自社の対象物や撮影環境に適しているかを検証することをおすすめします。
4. まとめ|AIでパイプ・鋼管の数量確認を効率化
AIパイプカウンターは、撮影画像からの本数確認に加え、解析結果の確認・修正、送信した解析履歴の管理に対応するWebアプリケーションです。
- AIによる本数確認:撮影画像からパイプ・鋼管の本数を解析
- 解析結果の確認・修正:画像上で検出位置を確認し、必要に応じて修正
- 解析履歴の管理:送信した画像や数量を管理コンソールで確認
現場での数量確認から履歴の確認まで活用できますが、精度は撮影条件や対象物の状態によって異なります。実際の利用環境で結果を確認したうえでご利用ください。
関連情報:パイプ・鋼管の入荷検品を効率化する方法
AIパイプカウンター